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リダイレクトの警告は危険?表示される原因と対処法

更新日:2024年6月7日

投稿日:2024年6月10日

リダイレクトの警告は、ユーザーがリダイレクト先のページに遷移する前に表示される警告メッセージです。
この警告は、リダイレクト先のページが安全でない可能性があるため、注意を促すために表示されます。
リダイレクトの警告が表示された場合、ユーザーはリダイレクト先のページに進むことを躊躇するかもしれません。

しかし、リダイレクトの警告が表示されたからといって、必ずしもリダイレクト先のページが危険とは限りません。
警告が表示される原因には、単なる設定の問題から、実際にセキュリティ上の問題がある場合まで、様々なケースが考えられます。

WEBサイト運営者は、リダイレクトの警告が表示された場合、速やかに原因を特定し、適切な対処を行う必要があります。
警告を放置すると、ユーザーがWEBサイトを離れてしまう可能性があるためです。

本記事では、リダイレクトの警告が表示される原因と、その対処法について詳しく解説します。

リダイレクトの警告とは

ブラウザは、ユーザーが安全にWEBサイトを閲覧できるように、リダイレクトの警告を表示しています。
この警告は、リダイレクト先のページに何らかの問題があると判断された場合に表示されます。
具体的には、以下のような場合が考えられます。

  • リダイレクト先のページが安全ではない
  • リダイレクト先のページが関連性のない内容である
  • リダイレクト先のページが存在しない

リダイレクトの警告が表示される理由

リダイレクトの警告が表示される理由は、主に以下の4つが考えられます。

1. Cookieの問題
2. SSL化されていないURL
3. 関連性のないページへの転送
4. 短縮URLの使用

これらの原因については、後述する「リダイレクト警告の主な原因」の章で詳しく解説します。

Cookieの問題

Cookieとは、WEBサイトを閲覧した際にブラウザに保存される情報のことです。
このCookieに問題がある場合、リダイレクトの警告が表示されることがあります。
具体的には、以下のような場合が考えられます。

  • Cookieが古い
  • Cookieが不正である
  • Cookieが大量に保存されている

SSL化されていないURL

SSL(Secure Sockets Layer)は、WEBサイトとユーザーの間で送受信される情報を暗号化するためのセキュリティ技術です。
SSL化されていないURLは、情報が暗号化されていないため、セキュリティ上の問題があるとみなされます。
その結果、リダイレクトの警告が表示されることがあります。

関連性のないページへの転送

リダイレクト先のページが、元のページと関連性のない内容である場合、リダイレクトの警告が表示されることがあります。
これは、ユーザーにとって予期しない遷移先であるため、注意を促す必要があるためです。

短縮URLの使用

短縮URLとは、元のURLを短い文字列に変換したものです。
短縮URLは、SNSなどで共有する際に便利ですが、セキュリティ上の問題があるとみなされることがあります。
これは、短縮URLでは遷移先のURLが分かりにくいためです。

リダイレクト警告への対処法

Cookieが原因の場合の対処法

Cookieが原因でリダイレクトの警告が表示された場合は、以下の対処法が考えられます。

1. ブラウザのCookieを削除する
2. ブラウザのキャッシュをクリアする
3. ブラウザを最新のバージョンに更新する

具体的な手順は、使用しているブラウザによって異なります。
例えばGoogle Chromeの場合は、以下の手順でCookieを削除できます。

Chrome で Cookie を削除、許可、管理する

SSL化で警告を解消する方法

SSL化されていないURLが原因でリダイレクトの警告が表示された場合は、WEBサイトをSSL化することで解消できます。
SSL化には、以下の手順が必要です。

1. SSL証明書を取得する
2. WEBサーバーにSSL証明書をインストールする
3. HTTPからHTTPSへリダイレクトするように設定する

SSL化の具体的な方法は、使用しているWEBサーバーやホスティングサービスによって異なります。
詳しくは、各サービスのマニュアルを参照してください。

関連性のあるページへ転送する方法

関連性のないページへの転送が原因でリダイレクトの警告が表示された場合は、以下の対処法が考えられます。

1. リダイレクト先のページを見直し、元のページと関連性のある内容に修正する
2. リダイレクトをやめ、元のページに直接リンクする

短縮URLを使わない方法

短縮URLの使用が原因でリダイレクトの警告が表示された場合は、以下の対処法が考えられます。

1. 短縮URLを使わず、元のURLを直接リンクする
2. 信頼できる短縮URLサービスを使用する

警告が解消されない場合の対処法

上記の対処法を試しても、リダイレクトの警告が解消されない場合は、以下の対処法を試してみましょう。

WEBサイト全体の見直し

WEBサイト全体を見直し、問題がないか確認します。
具体的には、以下のような点に注意しましょう。

  • WEBサイトのデザインやコンテンツが古くなっていないか
  • WEBサイトに不要なページやリンクがないか
  • WEBサイトのURLが適切か

GoogleSearchConsoleでの確認方法

GoogleSearchConsoleを使って、WEBサイトの状態を確認することができます。
具体的には、以下の手順で確認します。

1. GoogleSearchConsoleにログインする
2. 対象のWEBサイトを選択する
3. 「セキュリティと手動による対策」を選択する
4. 「リダイレクトの問題」を確認する

GoogleSearchConsoleで問題が見つかった場合は、そこで指示された対処法に従って修正しましょう。

まとめ

本記事では、リダイレクトの警告が表示される原因と対処法について解説しました。
リダイレクトの警告は、ユーザーにとって重要な情報であり、WEBサイト運営者は真摯に受け止める必要があります。
警告が表示された場合は、原因を特定し、適切な対処法を講じましょう。
また、定期的にWEBサイトの状態を確認し、問題があれば速やかに修正することが大切です。

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