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MARKETINGマーケティング

更新日:2024年6月13日

投稿日:2024年6月12日

PV数とは?セッション数・UU数の違いや調べ方・増やし方を解説

Webサイトを運営していると、必ず目にするのがPV数という指標です。
PV数は、サイトの人気度を測る上で重要な役割を果たします。
でも、PV数ってよく聞くけど、正直わかりにくいですよね。
セッション数やUU数との違いは何なのでしょうか?この記事では、PV数の基本的な概念から、他の指標との違い、PV数の調べ方、そしてPV数を増やすためのテクニックまで、詳しく説明していきます。

PVとは何か?

PVは、ページビュー(Page View)の略で、Webサイトの各ページが閲覧された回数のことを指します。
つまり、ユーザーがサイト内のあるページを開くと、そのページのPV数が1つ増えるわけです。
PV数は、サイトやページの人気度を測る指標としてよく使われています。

PVのカウント方法

PV数のカウント方法は意外とシンプルで、ユーザーがWebサイトのページを表示するたびに、そのページのPV数が1つずつ増えていきます。
ただし、同じユーザーが同じページを複数回閲覧した場合でも、それぞれの閲覧がPV数としてカウントされます。

例えば、あるユーザーがサイトのトップページを訪問し、その後、商品ページを3回、問い合わせページを1回閲覧したとします。
この場合、トップページのPV数が1、商品ページのPV数が3、問い合わせページのPV数が1となり、サイト全体のPV数は5とカウントされます。

ただし、PV数のカウント方法には、少し注意が必要です。
というのも、同じページを短時間で何度もリロードした場合、意図しないPV数の増加につながる可能性があるからです。
例えば、ページの読み込みが遅くて、ユーザーが何度もリロードボタンを押してしまったとき、実際には1回の閲覧なのに、PV数が複数カウントされてしまうことがあります。

こうした意図しないPV数の増加を防ぐために、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールでは、一定時間内の同一ページへのアクセスを1PVとしてカウントする仕組みが採用されています。
つまり、同じページを連続で閲覧しても、一定時間が経過するまでは、PV数は1とカウントされるわけです。

PVとセッション数の違い

セッション数は、ユーザーがWebサイトを訪れた回数を表しています。
例えば、あるユーザーがサイトを訪問し、トップページ、商品ページ、問い合わせページの順に閲覧したとします。
この場合、セッション数は1、PV数は3とカウントされます。

また、サイトを再度訪れた場合もセッション数は1増えます。

バランスが大事

セッション数は、サイトへの訪問者数を表す指標として重要です。
セッション数が多いほど、集客力があると言えるでしょう。
ただし、セッション数が多くても、PV数が少ないようでは、サイトの中身に魅力がないのかもしれません。
つまり直帰率が高いサイトといえます。

逆に、セッション数は少ないけれど、PV数が多いサイトもあります。
このようなサイトは、一度訪問したユーザーがサイト内を隈なく閲覧している可能性があります。
つまり、ユーザーエンゲージメントが高く、サイトの内容が充実していると推測できます。

したがって、セッション数とPV数は、それぞれ異なる側面からサイトの状況を示してくれる指標だと言えます。
両者のバランスを見ながら、サイトの課題を発見し、改善につなげていくことが大切です。

PVとUU数(ユニークユーザー数)の違い

UU数は、一定期間(サイト運営者側が定めた期間)にWebサイトを再度訪れても重複しないユーザーの数のことです。
つまり、同じユーザーが何回訪問しても、UU数は1とカウントされます。
これに対し、PV数は、ユーザーが閲覧したページの総数を表すので、同じユーザーが複数のページを見れば、PV数はそれだけ増えるわけです。

*セッション数は再度サイトを訪れた場合でも1増えます。UU数は一定の期間内なら再訪してもUU数は1のままです。

PVの目安と重要性

WEBのジャンルによるPVの目安

PV数の目安は、Webサイトのジャンルによって異なります。
例えば、ニュースサイトやブログなど、コンテンツ中心のサイトは、一般的にPV数が高くなる傾向があります。
逆に、企業のコーポレートサイトや製品紹介サイトなどは、比較的PV数が低めだったりします。
自社サイトのジャンルを考慮し、同業他社と比較することで、適切なPV数の目安を設定しましょう。

PVが多いことの意味と目標達成への影響

PV数が多いということは、そのサイトやページが多くのユーザーに見られているということ。
これは、サイトの知名度が高く、ユーザーにとって価値あるコンテンツが提供されている証拠だと言えます。
PV数が高いサイトは、広告収入やコンバージョン率の向上など、様々な目標達成に有利です。

自社サイトのPV数を確認する方法

Googleアナリティクスを使ったPV数の確認方法

自社サイトのPV数を確認するなら、Google アナリティクスを使うのが一般的。
アナリティクスにログインして、「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」とクリックしていけば、サイト内の各ページのPV数がわかります。

サイト全体とページ別のPV数の見方

アナリティクスのレポートには、サイト全体のPV数と、各ページのPV数が表示されます。
サイト全体のPV数は、サイトの全体的な人気度を示し、ページ別のPV数は、各ページの人気度を示します。
ページ別のPV数を比較することで、サイト内でどのコンテンツが最も注目されているかがわかります。

ライバルサイトのPV数を調べる方法

SimilarWebを使ったライバルサイトのPV数調査

ライバルサイトのPV数を調べるには、SimilarWebが便利です。
SimilarWebは、世界中のWebサイトのトラフィックデータを提供するツールで、URLを入力するだけで、月間のPV数や訪問者数などの情報が得られます。
ただし、SimilarWebのデータは推定値であり、正確性は保証されていません。

ahrefsを使ったライバルサイトのPV数と詳細分析

より詳細なライバルサイト分析には、ahrefsがおすすめです。
ahrefsは、SEOツールの一つで、サイトのオーガニックトラフィックや検索順位、被リンク情報などを提供します。
ahrefs の “Site Explorer” 機能を使えば、ライバルサイトの推定月間PV数や、トラフィックを集めているページ、主要な検索キーワードなどがわかります。
ただし、ahrefsは有料ツールであり、無料版では一部の機能に制限があります。

PV数を増やすための具体的な方法

SEO対策による検索順位の改善

PV数を増やすなら、SEO対策は欠かせません。
検索エンジンで上位表示されるようにサイトを最適化することで、オーガニックトラフィックを増やせます。
具体的には、キーワード選定、コンテンツ最適化、内部リンク構築、モバイルフレンドリー対応などが挙げられます。

【2024年最新版】SEO対策の基本と具体的な方法をわかりやすく解説

広告宣伝

広告宣伝もPV数アップに効果的。
Google広告やSNS広告など、様々な広告媒体を使って、サイトの認知度を高めていきましょう。
ターゲットユーザーに合ったメッセージとデザインで、効果的な広告を打つのがポイントです。

SNS広告

FacebookやTwitter、Instagramなど、各SNSには独自の広告枠があり、ユーザーの属性や行動に合わせたターゲティング配信が可能です。
SNSユーザーは、一般的にエンゲージメント率が高いと言われています。
SNS広告を通じて自社サイトに誘導できれば、PV数の増加だけでなく、滞在時間の向上やコンバージョンにもつながるかもしれません。

質の良いコンテンツの提供

PV数を維持・増加させるコツは、ユーザーにとって有益なコンテンツを継続的に提供すること。
ユーザーの関心事や悩みに寄り添ったコンテンツを作って、定期的に更新していきましょう。
質の高いコンテンツは、ユーザーの満足度を高め、サイトへの再訪問や口コミ拡散にもつながります。

PV数増加に向けた注意点

PV数だけにとらわれないことが大事

PV数は大事な指標だけど、PV数だけに囚われすぎるのは禁物。
サイトの目的や、ビジネス上の目標達成度合いを総合的に判断することが肝心です。
例えば、PV数は多いのに、コンバージョン率が低ければ、売上にはつながらないですよね。
PV数以外の指標もバランス良く見ながら、サイト運営の方向性を決めていくことが大切です。

ユーザーファーストな考え方の必要性

PV数を増やすには、何よりもユーザーファーストな考え方が必要不可欠。
ユーザーにとって価値のないコンテンツや、使いにくいサイト設計では、一時的にPV数が増えても、長期的な成果は望めません。
常にユーザーの立場に立って、ユーザーに喜ばれるサイトづくりを心がけるのが肝心です。

まとめ:PV数を理解し、効果的に増やすためのポイント

PV数は、Webサイトの人気度を示す超重要な指標。
PV数の意味を正しく理解し、セッション数やUU数との違いを踏まえながら、サイトのパフォーマンスを評価しましょう。
自社サイトのPV数は、Googleアナリティクスで確認でき、ライバルサイトのPV数は、SimilarWebやahrefsなどのツールで調べられます。

PV数を増やすには、SEO対策、広告宣伝、コンテンツ拡充などの手法が有効ですが、PV数だけに囚われず、ユーザーファーストな視点を持つことが何より大事。
サイトの目的や目標に合わせて、PV数を上手く活用し、継続的にサイトを改善していきましょう。

  • PV数は、Webサイトの各ページが閲覧された回数を表す超重要な指標
  • セッション数は訪問回数、UU数はユニークユーザー数を表すのが特徴
  • サイトのジャンルを考えて、適切なPV数の目安を設定するのがコツ
  • 自社サイトのPV数はGoogleアナリティクス、ライバルサイトのPV数はSimilarWebやahrefsで調べられる
  • SEO対策、広告宣伝、コンテンツ拡充などでPV数アップを狙うけど、ユーザーファーストな視点が肝心

PV数を理解し、効果的に活用することが大切です。

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